![頬をすりすり、あげちゃいました [ PIC1 ]](./cap/enban02_1.jpg)
![ハイドラさん(大) [ PIC2 ]](./cap/enban02_2.jpg)
![雨上がりの校庭で踊るワるきゅーレ [ PIC3 ]](./cap/enban02_3.jpg)
銭湯に UFO が落下して主人公死亡。しかしそれに乗ってやってきたワルキューレが自分の魂の半分を与えたことでなんとか命を取り留める。その影響でワルキューレはロリ化。外見だけでなく精神年齢も比例して下がり天真爛漫な性格。心が通いあった時に元の姿に戻れるそうだ。
一方でワルキューレ同様にヴァルハラ星のお姫様であるハイドラも地球にやってきて、彼女は秋菜の実家である七弧神社に落下。政略結婚から逃げたワルキューレの代わりになりそうだったので彼女を捕まえて連れ戻そうとしているらしい。
強力な力を発揮するハイドラだが、突如乱入した巫女服の秋菜の力によって封印されてしまい彼女もワルキューレ同様にロリ化。神社を壊した縁で彼女の元で働く事に。
元ネタ的に、ウルトラマンとかまじかる☆アンティークとかあれこれ声があるけど、個人的には、カラーデザイン的(金髪でコスチュームは青白赤のフランス国旗風)にチャチャのマジカルプリンセスを思い出して、どちらもお気に入りだったりします。
説明が少なめでキャラクターの突飛な日常生活をいきなり見せつけられた第一話を補完するような形で、基本的な設定が語られた今回の話でした。逃げ込んだ小学校であいあい傘の説明するエピソードが第一話にも登場した銭湯の落書きにつながるのか。
頬をすりすりしながら「和人に大切なものあげちゃいました」は、CM に使われる、この作品を象徴するようなセリフ。リゼル同様に今期は押しかけ幼妻が多いなぁ。
他にも雨で濡れた髪を拭いてあげるシーンとか、二人で身を寄せて眠るシーンとか保護欲をそそる場面が頻出し、ワるきゅーレの可愛さ炸裂。
あとは、校庭の水たまりの上でくるくると回りながら踊るシーンが印象的。水に写る姿の大人ワルキューレを見て、二人が同一人物だと和人が納得する場面と言う重要な場面として使われている。
主人公のデザインはこの手のアニメにしては珍しく美少年と言うか女性的な雰囲気があるのも、魂の半分をワルキューレと共有しているからだろう。
ワルキューレの変身バンクは今回も中途半端な出来。ハイドラ他のキャラの変身シーン同様に先の楽しみはあるんだけど、13話は足早に過ぎるからなぁ…。
監督以下、萌えアニメを作るために人材を揃えただけあって、今夏スタートの萌えアニメ作品の中では企画的にもっとも成功している作品だろう。最近では珍しい、アニメ本来の絵でキャラの魅力を出そうと言う意欲が濃厚な作品なので頑張って欲しいものだ。
脚本: 月村了衛、絵コンテ・演出: わだへいさく、作監: しまだひであき
本物の天使である早紗(CV: 岡村明美)が美紗と紫亜が二人で暮らしているアパートにやってきて一騒動。彼女と争うニャー様は久しぶりにセリフが多め。
このキャラクターデザインで期待する方が間違えだという考えは訂正。ちゃんと描かれればそれなりに魅力的に見える。最後まで安心して見ていられた。
新キャラの天使である早紗は高飛車系のキャラかと思いきや、御手洗兄妹と同じくやかましい系のキャラでギャグメーカーといった位置付けみたい。テレビ東京規制と言われて美紗ではいい加減に処理されていた胸の谷間も場面によってはくっきりで、見ていて飽きない。ドタバタがやたらと長いのは子供向きと言うことで仕方ないけど。
シナリオ: ときたひろこ、絵コンテ: 青山浩行、演出: 古谷渓一郎、作監: 馬場健
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子供の頃に好きだった日本海軍の軍用機はこの本の雷電だった。グラマラスなボディに、352空の指揮官マークである黄色い稲妻帯がなんともかっこよく、プラモデルを飾っていたような記憶がある。
見た目は派手なその戦闘機も開発までは苦労の連続で、プロペラ軸の振動や油圧系のトラブルに悩まされ続け実戦投入が遅れに遅れた。完成したその期待も扱いやすい零戦に慣れたベテランパイロットからは不評で、やたらと嫌われていたと言う悲しさ。
などなど、悪名は尽きない。それでも昭和19年から20年にかけてのもっとも重要な局面に戦力化出来て、迎撃機本来の使われ方をされたと言う点で、恵まれた機体だったのかも知れない。
著者は定評のある渡辺洋二氏。今回もまた緻密な聞き込みによるリサーチが豊富でよくもまぁこれだけのデータを集めたものだと感心します。
あと本書では、海軍随一の変人エースパイロットである赤松貞明中尉(*1)の厚木302空時代のエピソードがいくつか掲載されていて彼のファン的には楽しめました。
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陸軍のベテランパイロット(操縦60期)の自伝にして17歳で志願して軍隊に入ってから12年後の終戦までの記録である。装飾のほとんどない実直な文章と言うこともあり事実が淡々と説明されるだけなので内容的にはあまり盛り上がらず、戦闘機のメカニック的な興味を満足させるような内容も乏しい。
タイトルからすると、南方戦線からフィリピンまで飛燕を駆って連合軍機と戦った「秘めたる空戦」みたいな空戦話が中心かと思っていたのに、飛燕での空戦は本書のクライマックスの、僚機と共に36機の F6F に対して殴り込みをかけた戦い(これだけでも分量があり内容も充実しているが)だけとやや寂しかった。
太平洋戦争開始直後、陸軍は新鋭機の一式戦を戦闘機全体のわずか10%程しか配備していなかったそうだけど、本書でも著者は九七式戦でビルマ方面で戦っていて、重爆よりも遅い機体にとにかくスピードの必要性を実感したそうだ。
本書で多分作者がもっとも読んでもらいたいところは、台湾の第八飛行師団に配属された時の話だろ。ちょうど沖縄での戦いが始まる頃であり、3月から5月にかけては海軍の菊水作戦と合わせて陸軍も連日のように特攻隊を繰り出している。その中でこの第八飛行師団から出撃した隊員たちは一人一人丁寧に記述してあり、資料としても一級品だろう。台湾や朝鮮出身の特攻隊パイロットが少なからずいた事は意外だった。
Windows はともかく、Video4Linux みたいな便利な API 仕様が用意されている Linux と比べても、FreeBSD のビデオキャプチャー環境は貧弱だったりする。
fxtv だけでもキャプチャーして mpeg データを作れるのだが、raw のデータをディスクに出力して、キャプチャーが終了してから mpeg_encode でエンコードするために膨大なディスク容量とかなりの時間を必要とするのが問題だった。
それを解消するのがこれで、パッチの当てられた fxtv と ffmpeg, ports/misc/buffer, を使うことで、FreeBSD 上でビデオのリアルタイムエンコーディングが可能となる。
これと言ってトラブルもなくあっさりと動作確認。音声が録音されないのに焦ったが、単に mixer の rec が 0 だったと言うつまないミスで適当な数値にすることで解消。
ただ、同じ BT-848/878 系のカードを使っているのに、Windows の同種のソフトに比べると画質的に物足りないのも事実。さらに再生時に使う mplayer, xine, avifle ともどもスナップショットで静止画を出力する方法が用意されていないのも使い道を狭くしている。
結局動画キャプチャー環境は Windows から逃げられないのか。
「アベノ橋魔法☆商店街」の副読本的な感じで読んでみた。岡野玲子のコミック版の原作に当たるのがこれで、ここ最近の安部晴明ブームの走りらしい。
イメージ的に貴公子然な感じの強かった晴明も、夢枕貘の筆にかかれば彼の作品特有の骨太な描かれ方で、誰に対しても平然としていてそれでいて親しみやすく、ユータスの直接の原型になったのは間違いない。
博雅の方は、実直で聞き上手であり、主人公を引き立てる名脇役として晴明の無二の親友のように描かれている。アニメでは9話で登場するものの、これと言った活躍は残さずに一方的に晴明からの思いがやや不自然に感じたのだがこの小説を読むと納得。
魔術体系と言うか、陰陽術に関しての描写は、知識は力なりと言った感じの地味な魔法がほとんどで、当然ながら並行世界的なアイデアはこれっぽっちもなかった。
古今和歌集や今昔物語のエピソードを題材に平安時代のゴーストバスターズ((C)荒俣宏)よろしく、平安京で起こった怪事を二人で解決する本書。いつもの句点改行の文体は確かに文章を力強くして明解かつ読みやすくはあるんだけど、個人的には食傷気味。ただしテンポよく展開される晴明と博雅の会話が面白く、ついつい読んでしまうんだよね。
![ここらへんの背景キャラが微妙に違和感 [ PIC1 ]](./cap/azu16_1.jpg)
![ウエイトレスの神楽 [ PIC2 ]](./cap/azu16_2.jpg)
![アニメオリジナルの二人のコンビが可愛かった [ PIC3 ]](./cap/azu16_3.jpg)
2年次の文化祭。
線画による特徴のあるモブシーンとか独特の謎の生物が背景で登場するところなど、予想通りに桜井弘明氏が絵コンテ(*1)を手がけていた。
自分的にはピュアなあずまきよひこ氏の世界だけで十分だと思っているので今回の桜井カラーが目立つ雰囲気には余計な仕事を…と思うながらずっと見ていた。
ただし「あずまんが大王」はこうあるべきだというような無意味なこだわりを捨てると、可愛さ満載ちょっとしたお笑いありのアニメとして良く出来た今回の話。アニメオリジナルの'エピソードである、文化祭前日に無駄な動きをする大阪、文化祭で他のクラスの出し物を見て、たこ焼きたい焼きと買い食いして回る大阪とちよの二人がなんとも愛らしく、仲のいい姉妹を見ているようなストレートな可愛さ表現には悶えます。
あとは、ちよちゃんのペンギン体操。可愛さを見せるテクニックは半端じゃない。
影の薄くなったかおりんは漫画でもレアキャラの千尋とコンビで登場。これくらいの出番なら安心して見ていられる。一方で最近もっともお気に入りの神楽は、原作同様に出番は少なめ。木村の相手をしたりとか榊さんと一緒にいるだけとか出番は脇役なんだよなぁ。神楽スペシャルをしつこく希望。
見ているうちにアニメオリジナルの部分もしっかり楽しんでいる自分でした。
脚本: 大久保智康、絵コンテ: 桜井弘明、演出: 三芳唯稀
![子供がだ〜い好きなのよ [ PIC1]](./cap/tug17_1.jpg)
![泣き虫ルリルリ [ PIC2 ]](./cap/tug17_2.jpg)
![シエルさん。いつ死んだの? [ PIC3 ]](./cap/tug17_3.jpg)
間延び気味に続いていたチェルシーさん、ルミナ、そして翠による三者三様の戦いはようやく決着へ。立ちふさがっていた敵を倒してルリの元に向かう。
翠とヘキサの二人は陳腐な関係、ありきたりなオチと長々と引っ張る意味が分からん。ひょっとして翠って人気キャラなんだろうか?
終始二人だけの世界で戦い、「二人の時間を大切にするよ」と言葉を残して去っていく。何のために登場したんだ…。
ジルハーツさん。アスコットもどきの精神支配を免れたのはそんなオチなのね…。てっきり愛の力〜とか言ってくれると思っていたのに。このアニメは戦闘における妙な小細工で勝負が決まるところがナイス。
児童虐待のチェルシーさん萌え。
一人芝居で絶望に駆られるルリルリだが、彼女の前にシエルの残留思念が出現して泣き顔のルリを励ます。…ってシエルはまだ生きているんですけど…。これが生命の巫女の力なんだろうか? 相変わらず自分の世界に没頭する彼女でした。
脚本: 隅沢克之、絵コンテ: まついひとゆき、演出: 浦田保則
![コミック版だとこんな感じ(今月の電撃大王から) [ COMIC ]](./cap/gon_comic.jpg)
低迷中に加え今回は漫画版と同じようなネタと言うことでアニメ版スタッフの鼎の軽重が問われる今回の話。
ちなみに漫画版では今月の電撃大王で、全ページ裸乱舞と言う思い切った構成に加えて、セーラさんの裸の胸にアイスクリームを垂らして舌でなめたりしてスキンシップと、最高にダメな展開でした。(^^;
アニメ方も同じく温泉の話。G-onらいだーすの3人は、結束を固めるために真田さんを加えて温泉合宿に向かう。3人の心を一つにするために、二人羽織やツイスターゲームなど伝統的な特訓を重ねるユウキたち。最後の仕上げは無防備な状態からいかにして抜け出すかと言うものだった。温泉でくつろいでいる三人を特訓ロボの木人くんが、そして宇宙人一向が狙いを定める。
ありがちだけど、ツイスターゲームで絡み合う三人には気合いが入っていたような…。ただしメインの温泉に入ったまま裸で戦う場面は、WOWOW規制らしくユウキの忍法木の葉吹雪で露出度は今ひとつ。この程度でもよくやったと言うべきか…。全く期待していなかった自分としては、後半の弾け具合の展開にはそれなりの満足感があったのは事実。
ただし前回と比べるとマシなんだけど、作画的に萌えアニメとしてはちょっと厳しいクオリティ。せっかくアクションシーンが多いのに見栄えがしない場面が多いこと。さらに本郷一郎は見ている方としては邪魔なだけでシスプリの山田的存在だったりとマイナス要素の多さが足を引っ張ってせっかくの印象を悪くしている。
今回の見所は、湯上がりのマコ&アイかな。金髪、背中からと顔アップの2カットに萌え。ロリベーダースZ側のエピソードを増やした方が面白くなりそうです。
エンディング曲とここまひ氏の萌えカットに癒されて、本編の悪い記憶がすっかり抜け落ちる罠。
脚本: 木村暢、 絵コンテ光石たろう、演出: 山口頼房、作監: 晶貴孝二
新保と清水先生との駆け落ち騒動も一段落。秀樹は久々に受験生らしい生活に戻ってみると模試ではオールE判定。さらには財布を落として生活費が底をつくと言うダブルショックに直面。
そんな秀樹に対して一番近くにいる相手が何かしてあげようとするのだが…。
地味な日常生活を描いた今回の話、細かい生活感の描写やら感情表現が丁寧で充実の一話。完成度も高かったですと思います。感情を天気とリンクさせる教科書通りの手法も自然に決まってましたし、挿入曲もいい感じに使われていました。
ちぃは基本的におうむ返しなので、すももが一緒にいた方がボケとツッコミみたいな感じで会話自体は面白いです。新保の方は相変わらず温泉宿で遊蕩生活。さらに清水先生は予備校の講師をやめちゃったみたいで、このまま退場か…?
管理人さんの出番が多かったのもポイント高いです。「左手は猫の手。あくは丁寧に取る」と千歳のお料理教室に加え「あらあら」連発。喜久子さんの「あらあら」は一味違います。
サービスシーンには裸エプロンが登場。某アニメみたいに亀甲縛りのデコレーションはなかったのが残念。それにしてもなぜ裸エプロンが人気なのか分からない。個人的には猫耳やら、最近では絶滅しかかっているバニースーツの方が好き。
雨の日の描写がいいですね。今回気に入ったカットは、ちぃがバイト帰りに透明の傘をさして街を歩く2カット。
脚本: 玉井☆豪、絵コンテ: 島津奔、 演出: 木村ひろし、 作監: 田中雄一
いつもは適当に眺めたり見るのを忘れたりしている作品ですけど、今回は西南が天地のハーレム(?)を訪問する話と言うことで真剣に鑑賞。
懐かしいメンバーに再会出来たただけでも嬉しかったです。声優さんもほとんどあの頃のまま。横山智佐さんも短い時間なら砂沙美ボイスを出せるみたい。(^^;
ただし梶島版と言うことで、清音さんが登場しなかったのは残念。
アダルトでリアルっぽい梶島キャラを見ると、どうも「天地無用」のキャラと言うより「御先祖賛江」のキャラに見えてしまう。このあたりが自分が今ひとつ GXP に没頭できない理由かも。
脚本: 黒田洋介、梶島正樹、絵コンテ: 梶島正樹、演出: 和田祐一
![全般的に作画はシリーズ最高レベル [ PIC2 ]](./cap/hack17_2.jpg)
![相変わらず楚良が苦手みたいな BT [ PIC1 ]](./cap/hack17_1.jpg)
![リアルのBT。同窓会案内をビリビリ [ PIC3 ]](./cap/hack17_3.jpg)
今回はようやく BT を主人公にした話。謎多き彼女の内面に踏み込んだ内容でこれまた充実の一話でした。雲を掴むような感じで展開される Key of the Twilight 探索の謎解きよりも、ゲーム上の会話から垣間見える、リアルの人物像をあれこれと想像するのがこの作品の楽しみ方かな。
そういえば昔の横手美智子さんは、女性キャラの感情描写が非常にうまかったものですけど、久々に本領を発揮。一つ一つのセリフが実によく光る。
あとは例によってアクション少なめカット少なめなんだけど作画の方は BT のアップを中心にシリーズ最高レベル。昴メインの話でもこのレベルは欲しいところです。
いつもはあまり表情を見せない BT だけど、今回はやたらと分かりやすすぎるリアクション。ミミル、昴と年下の女性に対しては、自分を棚に上げて妙に偉そうな態度を見せつつも、リアルでつき合えそうな相手にはやたらと尻尾を振る彼女が素敵です。(^^;
ミミルに対しては、「ゲームに現実を持ち込むな」「現実のプレイしている人間と PC を混同するな」と忠告するものの一番こだわっているのは多分自分の方だろう。
RO の猫耳アコライトでハァハァ言ってるデブオタども逝ってよし。(←任意ラヂヲ聞きすぎ)
ベアからは BT と言う名前の由来が説明される。彼女の一番好きな食べ物のBLT(サンド)から一番嫌いな食べ物のレタスを抜いたものからだそうだ。またレタスは彼女の言うところの、嫌う程の味があるわけではなく匂いがあるわけでもないが嫌なものだそうだ。
ダンジョンで偶然出会った司から助けてもらった後で、いきなり聞いた質問は「死んだ時の感覚」と言う意味深なもの。どうやら彼女はネットゲームから引退しようと考えている様子。そしてラストにモノクロで彼女のリアルの世界が描写される。
高校の同窓会の案内を破いて現実世界における何らかの終わりを暗示させたあと、BT は結局久しぶりに The ワールドの世界に足を運ぶ事を決意。司の言う「目隠し鬼」とヘッドマウントディスプレイの姿が綺麗に重なってました。鬱蒼とした描写の現実世界に比べて、ネットゲームの世界がなんとも清々しい描写をされていたのが印象的。
レタスという喩えが今ひとつ分かりにくかった。東京ミュウミュウごっこでれたすをやらされた幼少時の心の傷と言うわけではなく、レタスの花言葉である「冷たい人」「無関心」と言うのがしっくりきそうだ。BT と言うキャラは、自分の中からそういったものを除いた本人にとっての理想的であり、彼女の社交性もネットで BT を演じている時だけのものかもしれない。
脚本: 横手美智子、伊藤和典、絵コンテ・演出: 有江勇樹、作監: 番由紀子
![みそらちゃん [ PIC 1]](./cap/rikumao04_1.jpg)
「可愛い」が至上の存在であるこの作品において作画の乱れは許されない。それだけでフラストレーションがたまってくる。
「私の孫が一番可愛い」と言うネタも2週続けるとさすがに飽き気味。
また食傷気味なのでもう使うなと言いたいヤマト・ガンダムネタのパロディも、ヤマトネタを2度も使うなどトホホ感の強かった今回の話。
ただ地球を守る事にこだわるアニメヒーロー・ヒロインが多い中で、日本の平和を守ることにこだわる彼女がなんともラブリー。
不協和音と言うか弾けたところが好きだったこの作品だけど、少々普通のアニメになってきた感じが強い。ケモノ耳の会長さんも変身でもしてくれないかな。(^^;
脚本; 黒田洋介, コンテ: 紅優、演出: 鈴木吉男、作監: 梶浦紳一郎
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最新刊の1つ前の話。自分にとってこの作品は読子の非常識な程に本好きな性格と本に囲まれたぐーたらな日常生活が好きだと言うこともあり、英国女王誘拐を挟んで展開されるシリアスな場面の連続は期待外れだし、アニメチックな破天荒なアクションも少なめ。
話自体も次回展開されるであろう北京での対決に向けての導入部分と言った感じで盛り上がりにかけていたのが残念。
もっとも羽音たらくさんの描くイラストの方は相変わらず魅力的で、みずほ先生のプロトタイプとして眺めているだけでも充実。(^^;
…なんて真っ先に思ってしまうあたり、本読みとしては堕落している事を痛感。
季節は夏休み。オーディションを軸にして、外では若松円による嫉妬じみた嫌がらせ、内ではタクト・めろこ相手の予期しない三角関係に引きずられて心身ともにボロボロの満月。
翌日のオーディションを控えて、タクトは行方不明になり、さらにそれを探す満月も過労で倒れてしまう。
病床からオーディションの最終選考に向かう満月。果たして今の彼女にオーディションを勝ち抜く力はあるのだろうか?
天然もの対養殖もの。フルムーン&めろこの二人羽織による一人ボケツッコミも凄かったですが、円も負けてはいない。前回の「この子とは嫌です」と言う問題発言をボケでひっくり返したり、「痛〜い。円、またやっちゃった。てへ」のわざとらしい可愛い子ぶりっこな演技も半端じゃないです。
タクトの行動は大人と言うよりも、初恋の相手に戸惑う中学生みたいに意識しまくりで今ひとつしっくりこないです。またこの作品の死神の設定に、タクトは死神のレプリカ(?)なので、人間だった頃の記憶を全部思い出すと魂が引き戻されて幽霊になってしまうと言う、わけ分からなすぎの設定が加わって何が何やら…。
Bパート早々。白い帽子をかぶって真夏の日差しの中で一人街をさ迷う満月。BGM はメインテーマのピアノソロが寂しく鳴り響き実にいい雰囲気でした。
ここらへんは背景美術、演出レベルともに冴えていて夏の匂いが感じられそうな絵でした。夕焼けにセミの声とここらへんのイメージも秀逸。ただお手伝いさんが雰囲気を壊しているような気が。
クライマックスは、満月のためにオーディションに向かうタクトと、それを止めようとするめろこの一連の会話。既にめろこは死神としての仕事よりもタクトへの思いの方が圧倒的に強いようで、とうとう
「好きなの。ずっといっしょにいたいの」
と、涙ながら、不意に告白してしまう。
何やらどのキャラも長生きしそうにないです。
脚本: 中瀬理香、絵コンテ: 松下ユキヒロ、演出: 清水明
泣く子も黙る東京ミュウミュウ最強作画の石野氏がざくろ登場回に続いて担当。演出も監督の阿部記之氏自ら担当と言う念の入れようで、重要なエピソードを必要以上に盛り上げていました。
謎の多かったエイリアンの秘密が拐われていたマシャを介して明らかになって、なんと彼らは地球の古代種族たちだった。過去の地球の環境の変化により地球を脱出し別の惑星に脱出する事を余儀なくされて現代に至っていると言う。
つっこみたいところもあるけど、わざわざそういう事実を知らせながら士気低下を恐れて忘れてくれと言い放つ白金が意味不明。
全編を通じて作画レベルが高く、動画も奮発して使っているので見所はわらわら。崩したデフォルメ絵もシリアスな絵もバッチリ決まってました
いちごと青山が喫茶店のテラスで会話しているシーンでは、猫耳猫尻尾を隠すいちごも隠れて見守るレタス・ミント・プリンの言動もいい感じ。
またサービスシーンと思われたいちごがパジャマを着てへそを出して横たわる場面は、後半のいちごが夏風邪にかかってしまうという重要な伏線になってました。単なる抱き枕用の原画ではなかったです。(^^;
エイリアン側は久しぶりに変態大王のキッシュが復帰。今回も地球侵略と言うよりも、いちごに対するストーキングに終始すると言う徹底ぶりで、「永遠に僕のためにするために」いちごの前に登場。
いろんな恋がしたいいちごも彼だけは苦手みたいで、パジャマで街を暴走→いたぶられつつもミュウミュウに変身して戦闘と見せ場の連続。
ラストではサブタイトルにもなっている巨大エルフ耳の謎キャラ、蒼の騎士が登場。どこか特徴のある声だけど、気のせいか。(^^;
残念なのはいちごののろけ話が中心と言うことで、さらには写真集の撮影でグアムと言う設定で出番は前半の数カットだけだったということ。
次の石野氏登場に期待するとします。
脚本: 十川誠志 絵コンテ: 西村聡、 演出:阿部記之、作監: 石野聡、
![妹のリカ。これからに期待 [ PIC1 ]](./cap/enban03_1.jpg)
![猫耳真田さん。はじけたキャラでした [ PIC2 ]](./cap/enban03_2.jpg)
![初登場のハイドラ変身シーンより [ PIC3 ]](./cap/enban03_3.jpg)
〜姫様の身を案じ、銀河鉄道各駅停車でたどり着いたるこの地球…
と、前回の予告通りにワルキューレ付き侍従長の真田さん(CV:田中理恵)が登場。ロリ化したワルキューレを見ても「可愛すぎる」の一言で納得と早くも大物ぶり。あ、尻尾立ってます。
その後、秋菜の事を和人の愛人と勘違いして実力行使を開始。
猫耳光線で地球人を猫耳化させ平然と支配下においていく真田さん。ミュウミュウの遺伝子注入もびっくりのこの行為は被害者なんと数十人。ヴァルハラ王家の人間は地球では治外法権なのか?
そして洗脳した猫耳メイドたちを率いて七弧神社を包囲し、秋菜にも猫耳化を強要。断った彼女に対しても実力行使で、ここに宇宙猫耳パワーVS巫女パワーの壮絶な戦いが神社の境内で繰り広げられる事に。(ちっ、幼なじみの猫耳化はあと一歩だった)
封印を解かれたハイドラに対しても、無差別攻撃モードで互角の戦いをする真田さん。彼女がこの作品で一番いっちゃっているキャラクターだった。しかもワルちゃんからは「地球でもやっぱりいつもの真田さんだね」と言われる始末。
今回も満足の出来で、今期放送の美少女系アニメの中ではトップクラスかと思います。馬鹿アニメ特有の特有のアップテンポな演出と破壊の爽快感が味わえるシーンでアニメ的な心地よさを満喫しました。さらに初登場のハイドラの変身バンクも充実していて、ここらへんのこだわりはさすがです。
あとはノスタルジーの心地よさですね。近未来SFみたいな設定なのに妙に庶民じみた昭和時代のお茶の間をはじめ、ハーモニカの BGM、古き街並みを通って駄菓子屋(まるみ堂)を訪問するシーンが印象的でした。
ベーゴマで遊ぶ子供たちや駄菓子屋のこまごまとした懐かしの商品。個人的には紙火薬を使うロケット弾(投下弾)が妙に懐かしかったです。そして幼なじみに子供の玩具のアクセサリーをプレゼントして素直に喜んでくれるあたりも清々しいです。
しんみりとしたラストの雰囲気もいい感じ。
脚本: 月村了衛、絵コンテ: わだへいさく、演出: うえだしげる、作監: 大島美和
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太平洋戦争日本軍艦戦史とサブタイトルを書けば説明をするまでもなく、有名な艦のもっとも輝いた場面を描いた戦史。珊瑚海海戦〜第一次ソロモン海戦〜ルンガ沖夜戦〜レイテ沖海戦〜大和の水上特攻とポピュラーな戦いを中心に描いている。またほとんどの記事が学研の太平洋戦史シリーズ(「高雄型巡洋艦」みたいなタイトルのムック)向けに書かれたものだったので、目新しさもなかったのは残念。
海戦史の本もいろいろあるが、この本では軍艦の戦いと言うウェイトが重視されていて、戦いの戦略的見地や提督などの人物像はあっさり目。その分淡々とした事実が刻々と展開される海戦の描写〜特に軽巡矢矧や戦艦長門のの対空戦闘を描いた場面が分かりやすかった。
唯一の書き下ろしは、真珠湾における特殊潜航艇の話で、最近(1993年)の写真解析の結果、真珠湾で戦艦に向けて魚雷を発射した特殊潜航艇の存在が明らかになり、これまでほとんど活躍したと思われていなかったこの作戦も少しは日の目を見たと言う話。確か以前 NHK でも放送されたエピソードだと思うので、読後もう一度確認したくなりました。
全体的に普通の海戦史ものなんだけど、これを読んで、ストイックな WW2 海上砲撃戦ゲーム「Fighting Steel」(Windows)を購入してしまったのも事実。(^^;
Windows XP で動いたのは一安心だけど、ゲーム自体は地味だし、グラフィックも古め(1999年の作品)と言うことで、思いっきりマニア向けだなぁ。
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著者による前巻「間に合わなかった兵器」の続編的な内容で、今回は性能的には地味な存在ながらも、戦争の重要な場面にタイミングよく登場して大活躍をした兵器を描いている。1940年のフランス侵攻作戦におけるドイツ軍の I,II,III号戦車、1940年のバトルオブブリテンにおけるハリケーン戦闘機、1942年 の日本陸軍による南方作戦を支援した隼戦闘機などなど。どれも今の時代の目で見ると中途半端で今ひとつの性能に見えるのだが、実際に戦場を支えていたのはそういった兵器であり、またそういった兵器を開発するまでには長年に及ぶ研究と苦しい開発史があることを思い知らされる。
レイ・デイトンの「戦闘機」、「電撃戦」への言及も多いので、この本とクロスして読むと2倍楽しめます。
著者の専門らしい防空レーダーに関しては、自分の無知からか、前巻同様やや専門的すぎるので読み辛いものを感じたものの、4章における日米の上陸用舟艇開発史は、分かりやすくかつ他にあまり見ない話なので興味深かった。日本軍の強襲揚陸艦「神州丸」にも1ページ半と写真1枚とわずかながらですが記述がありました。
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日本妖怪巡礼団(荒俣宏著)の続編的な一冊。前回では、東京〜鎌倉と東京近郊を中心に怨念渦巻く祟りスポットを中心に紹介し、果ては恐山のイタコに平将門の霊を降ろしてもらうと言う神をも恐れない行動を見せつけてくれた妖怪巡礼団一行。
今回はメンバーも新たに、東海地方〜北陸を中心にして西日本方面の怪奇スポットを巡礼する。
江戸時代の大学者、平田篤胤の紹介あたりは面白かったのだが、今回は博物学的な趣味の不思議な怪物標本ネタがやたらと多くてやや食傷気味。前巻の魂鎮めの旅と言う名目は消え失せて、単なる観光ガイド的な内容になってしまったのが残念。
それでもさすが荒俣先生の著書だけあって興味深いネタは多数見受けられた。アニメネタ限定にいくつか書いてみるとすると、まずは晴明神社。ポピュラーな観光地なのでネタ的には少ないながらも、社宝の安部晴明の掛軸に描かれる式神はなんともユニーク。
続いては「朝霧の巫女」で使われている、広島県三次市の「稲生物怪録」。主人公の平太郎少年が現代なら高校一年生の夏休みいっぱい、連日連夜様々な妖怪と戦い、最後に出現した妖怪の王から勇気を称えられて木槌をもらうと言う話。
絵巻に描かれるユニークな妖怪が面白い。ちなみに実話だったそうな。ごほごほ。記録された絵巻の二つのバージョンの違いを荒俣尊師が鋭い切り口で迫る。
![ちよすけいじめの智ちゃん [ PIC1 ]](./cap/azu17_1.jpg)
![マイペースな大阪は毎度好印象 [ PIC2 ]](./cap/azu17_2.jpg)
![ノリノリで歌う榊さん [ PIC3 ]](./cap/azu17_3.jpg)
特にこれと言ったテーマもなく、スポットライトを当てたキャラクターもなく、晩秋からクリスマスまでの小ネタをまとめた話でした。パンダの写真集からトナカイ、ちよ父そしてテレビ東京地震情報と内容は充実。刻々と作品世界の時計が進んでいくのが寂しいところ。誰か時計の針を戻して───。
ちよはちよちゃんからいつの間にかちよすけと言う呼ばれ方が多くなってますね。これが作者の言う「いじめかわいがり」なんでしょうか。
「年賀状」の話ておさげをぐりぐりと智にいじめられるちよが好き。(^^;
今回のハイライトっぽい話はクリスマスのカラオケ。「みんな彼氏おらへんの───?」と言う作品の根幹を揺るがすような大阪のツッコミはオミット。また原作では1年次のエピソードだったこともあり神楽が登場しないのが不満でした。適当に押し込んでくれても良かったのに。
あとはカラオケにてノリノリで歌う榊さんに激しく違和感。うぇ〜ん、これってボクの榊さんと違〜う。もっとクールに決めてくれ。
よみの歌はアニメチックな描かれ方で破壊的な印象。まだ告知されていないもののキャラクターCDにて、よみのCDも発売されるなんて言う話を聞いたけど、これでいいのか。
早々とキャラ別のソングCDなんてものを出している強みか、他のアニメ作品〜歌手ものを含めて〜みたいに不自然なまでにオープニングを使い回して歌い続けるみたいなことがなく、歌の方が充実していたのは○。
本編よりも衝撃を受けたのが次週の予告で動画の良さが光ってました。榊さんの常人離れした動きには期待です。
脚本: 玉井☆豪、絵コンテ: 錦織博、演出: 高橋順、作監: 植田実
![鎖で魅力アップのルリルリ [ PIC1]](./cap/tug18_1.jpg)
![パジャマで大暴れ [ PIC2 ]](./cap/tug18_2.jpg)
![ゴム弾、痛いです [ PIC3 ]](./cap/tug18_3.jpg)
9月で終了するのかそれとも延長があるのか情報が錯綜しているこの番組ですが、今回から新オープニングが登場。作画的にも演出的にも凝ったもので、男キャラも女キャラもやたらと露出度が高いのはこの監督のシュミみたいな感じです。
内容の方は、雑魚的相手に長々と戦ったあとようやくルリルリと再会出来たルミナですが、感動の再会もわずかあっさりと白龍にルリを奪われてしまい次回へと、ジャンプ漫画なみの引き延ばしテクで、唐突に過去の回想が入ったりと味わい深くストーリーは進行しています。
「こんなに嬉しいのに涙が止まらないの」
「俺の風で吹き飛ばしてやる…悲しみも」
ルリルリとルミナの再会シーンは、歯が浮くセリフの応酬ですけど、ここらへんが東京アングラ。自分的には嫌いじゃないです。(^^;
白龍さん。「お姫様をお城に連れて行かなければならぬ」ってお前はどこかの国の伯爵か。自分に酔ってベラベラと設定をばらすとはそろそろ作品的に用済みかい?
サブマシンガンの装備の護衛兵を縫うように強行突破するチェルシーさん。ゴム弾だから当たっても痛みに耐えれば何とかなると言う設定なのね。今回は回想シーンに登場したパジャマ姿で暴れるシーンがお気に入り。同居していた頃の日常生活が好きだったんだけど、例によって回想シーンに登場するのみと言うのは残念。
チェルシーさんの屋根走りも、動かないこの作品にしては珍しく充実した動画でいい感じです。あ〜、今回も弱い相手にはとことん強くても、強い相手を前にするとてんでダメなのね。そんなところが好きです。
脚本: 西園悟、絵コンテ: まついひとゆき、演出: むらた雅彦、作監: 番由紀子
「嫌な事を無理矢理やらされる気持ち分かるから…」
父親から男性恐怖症を克服するために無理矢理に男とつき合わされる事となって逃げ出したヤヨイ、そして気が弱いからか毎度貧乏くじを引かされる下請会社のアイちゃん。同じ境遇からか二人の心は一つになって、アイちゃんはロリベイダーズZを見捨てる事に。
話的にはけっこう進んだので内容的にはそれなりだった気がするけど、作画レベルはワーストを更新。アイちゃんのアップを中心にして、代アニ生徒によるのオン・ザ・ジョブ・トレーニングと言っていい程に崩れた作画が頻出。無料枠で見ている自分的には笑って済ませられる問題だけどね…。平田雄三さんもかなり弱気。現場の努力以前にプロデュース力が不足しているのかな。
男嫌いネタのドタバタと言えば、自分の世代だとうる星やつらの水乃小路飛鳥を思い出します。そういえばあのキャラって、勝手に他人をお兄様呼ばわりしたりと、時代を20年先取りしていたキャラ…なのかもしれない。(^^;
あと、マコちゃんの言いくるめテクが妙に恐いです。可愛い顔をしてあんな性格だったのか。かすかなキャラ萌えの希望は彼女のみ。ううっ。
脚本: 水上清資、コンテ: 福多潤、演出: 岡嶋国敏、作監: 中澤勇一
独裁者として TERRA に君臨する一色新司令官だけど、どうもイシュトリことハルカ少尉に精神支配されているようで先が思いやられます。
また「飛べない翼に意味はあるんでしょうか?」みたいな事を言いながら、功刀の元を訪ねた鳥飼によっても抽象的な言葉で最終回に向けてのプロットが暗示される。鳥篭、青い鳥、そして鳥を狙う猫と何やらイメージを喚起される場面だ。
キムの妊娠が示唆されたり、男に捨てられた七森が自暴自棄に陥ったり、樹が綾人の弟である事が明らかになったりと目まぐるしく事実が明らかになるものの、謎解きと言うよりも一歩前進二歩後退みたいな感じで、人物関係はますます泥濘化。
久々に再登場の久遠はいつの間にバーベム財団に。エルンスト卿の肌を撫でられまくり。オリンにはなれなかった久遠の兄と言うのは樹でいいのかな。一方で私を通り越して大きくなってしまった彼女とは玲香で、ムーリアンは成長に個体差があるのだろうか?
周囲から子供扱いされて、物分かりの悪さと心無い言動で周囲を不愉快にする主人公の綾人(しかし女性からはモテモテ)だけど、そういった印象を見る方も抱いてしまうあたりがこの作品の辛いところか。
鳥飼は綾人の監視と言うのが本来の仕事なんだろうけど、なんでこんなところまで来たのかどうもしっくりこない。単に屋捜しと精神的嫌がらせと言うわけでもあるまい。
あと何を考えているのかよく分からないと言うのはムーリアン特有の性格みたい。恵に対して抱きついて泣き落としの行動は演技なんか行き当たりばったりの感情に任せてものなのかさっぱり。
これで残りは5話ですか。膨大な伏線の数々を綺麗にまとめられるのかちょっと不安。
脚本: 大野木寛、絵コンテ: 増井壮一、演出: 佐藤育郎
普通の総集編。稔と柚姫のやりとりなどに一部新作の映像があったような気がするけど、2クールの作品に2回も総集編を入れるのはちょっと多すぎ。
それにしても今年の田中理恵さんは、ちぃでヒロインに抜擢されたり、あずまんが大王のよみを演じたり、ワるきゅーレの真田さんで怪演を見せたりと大活躍。これからの活動も目が離せないです。
構成: 花田十照、演出: 田中洋之、作監: 阿部恒
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泣ける漫画と言うことで紹介された湯口聖子の「星の墓標」は、鎌倉時代末期を舞台に北条家の悲劇を題材にした恋愛物の漫画なんだけど、少女漫画離れ(偏見か?)した重厚な設定には舌を巻いて、同作者による「夢語りシリーズ」を全巻読破したものだ。
そう言うこともあり、鎌倉時代の人物像をじっくりと勉強しようと手に取ったこの本だけど、実質的に鎌倉時代の初期の北条家嫡流 + NHK の大河ドラマの影響で時宗ブームだったこともあり蒙古襲来と言う構成で、やや当てが外れた。時房でも本文では1行程度しか触れられておらず、人物辞典に解説がある程度。
さらに学研M文庫と言うことで戦記物っぽい内容にも期待していたのに、実際には教科書を彷彿とさせる記述が多いのも難。どうやら本書は「人物群像・日本の歴史」と言う作品を再編集したものとのこと。ううむ。